季節の移り変わり、時間の経過とともに刻々と表情を変えていく大自然の景色。
しかし、私たちが色と認識するものはすべては色の反射なのです。赤いリンゴは光の中の赤い成分を、緑の木々は光の緑の成分を反射しているのです。
そして、宇宙に存在するあらゆる物質は、光を反射するそれぞれ固有の性質をもっているのです。
なかでも、貴金属の輝き、宝石の輝きは古代より人々を魅了してきました。
ある時には富と権力の象徴であり、ある時には人々を未知への冒険へと駆り立て、人類の歴史に様々な伝説を印してきました。
輝きを手にすること。
それは太陽の生命力とエネルギーを自らのもとへ呼び寄せることなのかも知れません。
輝きの魅惑は人類の永遠の憧れなのです。
この「きらめきテクノロジー」こそ私たちの原点であり、無限の可能性を秘めた薄膜形成技術の出発点でもあるのです。